桐生市(きりゅうし)は、群馬県の東部に位置する市である。日本有数の機業都市であり、奈良時代から絹織物の名産地として知られ、桐生織と呼ばれる高級織物で京都・西陣と並び称された。その歴史を物語るように、市域には数多くの文化財、史跡などが残されている。1921年の市制施行当時の区域は旧山田郡。現在の市域は、旧山田郡・足利郡・安蘇郡・勢多郡で構成される。市域人口は12万人。隣接するみどり市や旧藪塚本町を含めた旧桐生広域圏の人口は20万人。